ネットトラブルにご用心

インターネットには色々と思いがけないようなトラブルの種があるものです。もともと詐欺をねらったようなものはもちろん困りものですが、不特定多数を巻き込むような無差別なものもあります。インターネットを利用する時に知っておくと、トラブルに対する予防にもなる基本的な注意点について。


インターネットを利用する時の基本的な注意

OS・ソフトの更新(アップデート)をする
更新はネットトラブルに対する基本中の基本です。インターネットの接続時間が長くなると色々危険にさらされる時間も多くなります。特にOSやブラウザ、メールソフトの更新は大切です。
ウィルスやスパイソフトは毎日のように新種が出てきています。ウィルス対策ソフト等をパソコンに入れている人はわかると思いますが、ほとんど毎日のように更新があって、新種に対抗できるようバージョンアップされています。

Windowsなら自動更新などもありますので、必ずするように設定しておくべきです。自分は普通に使っているだけだから関係ないだろうと思う方もいるようです。でもいつの間にかトラブルに巻き込まれることはいくらでもあります。

ブラウザのアップデート等は普段そんなにしない方もいます。しかし古いタイプにはセキュリティ上の穴(セキュリティホール)等が見つかって、たびたび改良されています。タイプの古いブラウザを使っている方はなるべく早く新しいものに乗り換えるのをおすすめします。
あわてない
何かトラブルがあった時には、まず落ち着く事です。ネットトラブルはほとんどの場合過去に同様の報告が上がっているので、調べれば必ず最良の対処法が見つかります。 トラブルの種類も分類してみると、実はそんなに多くありません。

ですからまずじっくり調べてから対応する事で十分間に合います。十分調べる事をしないで自己流で対応すると、往々にして深みにはまることになります。

特に相手はいろいろな形で「反応する事」をまっている場合が多いので、むやみに反応せずいったん無視しましょう。じっくり調べて十分対応できることが確認できてからそれぞれの対応をする、それが基本です。
パスワード、個人情報を教えない
たまにちょっと親しくなった方に不用意にパスワードを教える方がいます。しばらく前にはネットゲームで不用意に他人に教えて、それで被害にあって新聞ネタになった人がいます。パスワードはあくまでも自分だけのものにしておくことです。

また最近では、メールでクレジットカードや、大手サイトの名をかたって、情報を入力するようなリンクに誘導しようとするものが非常に増えています。ですが、大手企業、クレジットカード会社からパスワードやあるいは、おかしなリンクへの誘導は絶対ありません。ですからそのようなメールは無視して、どうしても不安なら、メールは放置しておいて直接そのサイトにログインして確認しましょう。

覚えやすいパスワードと思って意味のある数字、例えば誕生日などを使うのは、あてずっぽうでも見破りやすいパスワードであまり良いとはいえません。パスワードはなるべく無意味なほうがいいと言えます。また英語と数字を両方使えるものは、大文字、小文字も混ぜて使うと破られにくい強固なパスワードが作れます。
不用意にクリックしない、ダウンロードしない
なんでもかんでもクリックするのはトラブルに巻き込まれる可能性が大きくなります。たとえばワンクリ詐欺とか、良く聞くと思います。アダルトサイトや出会い系に多いですが、 内容がわかりにくく、一見普通に見えるサイトなんかでもあります。どちらにしても微妙に怪しいサイト、知らないサイトには近づかない事、そしてクリックしない事です。

画像、動画、楽曲も信頼の置けそうなサイト以外ではダウンロードはだめです。ウィルスを仕込むことができるんです。実際に身近でそういう方がいて、復旧がなかなか大変でした。

またメールなども同様で、時々見知らぬメールにファイルがなにか添付されて送られてきたりしますが、不用意にさわらない。クレジットカードの情報や、個人情報を盗む悪質なソフトが添付されてる事もじっさいに過去あった事件です。怪しいメールはさっさと削除してしまいましょう。

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