アクセス解析の使い方
アクセス解析を設置すると、実に色々なことがわかります。どのアクセス解析を使ってもだいたい次のようなことがわかります。 下の参考はAccessAnalyzer.comの項目です。
- アクセス数(時間別、日別、曜日別、月別等)
- リンク元URL、ドメイン、検索エンジン、検索語句・単語
- ブラウザ、OS、画面、サイズ、色、その他
- 言語圏、国、地域、プロパイダ、ドメイン種、ホスト、訪問回数、間隔、閲覧時間等
- 人気ページ、人気タイトル
なお基本的なこととして、なるべく厳密な結果を求めるなら自分のアクセスを抜くようにしたほうがより厳密です。 どうしても色々修正や追加で自分のアクセスは増えがちなのできちんとしたほうが現実がわかりやすいと思います。
設定は、それぞれのレンタル元によって違うのでマニュアルをよく読んで、データとにらめっこしながらきちんと出来ているか確認しましょう。なお一般のプロパイダの場合、自分の接続IPは変動するのが普通です。 ですから確認君などで何回か調べてから、範囲を設定しましょう。
アクセス数、訪問回数など
まず基本的なデータとして、アクセス数があります。もちろんトータル数も大事です。そしてアクションの参考にもなります。 たとえば何かコンテンツを追加したり、あるいはキーワードを工夫したときに順位が変動しますが、それによってどれぐらいの人が増えるかなどは基本ですが大切なデータです。
単純に人を増やそうと言うことで見てるのもいいですが、ヒントは変動にあります。何によって変動したかを察知、分析できると後々のサイトの運営方針に役立ちます。
またアフィリエイトなどで季節ものを扱っている方などは、その季節もの目当てでどれくらいから人が増えだすかなどは商材選択などに非常に役立つものです。
次に注目したいものに参照ページ数や訪問回数があります。これはもともと目的にあったページがあったかどうかの判断が出来ます。 やはり読んでもらえるという事は役に立つと判断されていると考えられますし、場合によってはお気に入りや再訪問につながります。
より多くの人に来てもらうのも大切ですが、長い目で見るとリピーターあるいはファンの獲得というのは非常に大きな影響があります。 ネットに限らず、よりニーズに合ったコンテンツの提供で、リピーターを一人でも多く獲得するのがショップには大切です。
ですからもちろんより多くの人に訪問してもらうのも大事ですが、参照ページ数や訪問回数も自分なりに基準をつくって増やせるよう、サイト充実するのがよりいいのではないかと思います。
検索エンジン、ドメインなど
訪問者がどこを入り口として来ているかの判断が出来ます。検索エンジンはもちろん、ドメインはリンクや相互リンクサイト、あるいはトラフィックエンジンなどがわかります。 ロボット検索がいつ来ているかなどもわかります。これらを知ることで自分のサイトがどの検索エンジン向きのサイト構成になっているかなどの参考になります。
また自分のサイトが変わってなくても、検索エンジン側で判断基準の変更があったりした時にも大きな変化が見られることがあります。 そのような場合には同じような内容の他サイトも確認してみるなど、サイト活動のきっかけにもなります。
ちなみにリンクいただいてるサイトからって人はほとんどこないです。他サイトさんの逆アクセスランキング見ても少ないところが多いですね。
検索語句、人気ページなど
訪問者はどの目的で来ているかがわかります。多くのヒントの含まれてる項目です。もちろん、もともとサイトのキーワードにしているもので来てくれるのがうれしいですが。
でも見ていると、時々とんでもない語句で来てたりします。検索エンジンにそんなのがインデックスされとるんか~と思うこともあります。 それはそれで新たな作戦のヒントにはなりますけども。その思いがけないキーワードをちょっと増やしたら、いきなり想定外の高順位になったりとか。
サイトというのはトップページだけで勝負しているのではありませんので、強力な子ページからくる訪問者もけっこういるものです。 ですから子ページにいいコンテンツがあるなら、きちんとキーワードの管理などをしてアピールするのがいいでしょう。
その他の項目
基本的なデータとして一度どのブラウザを使ってるかや、画面サイズは見ておくのがいいと思います。 特にサイトを作成する方などは多少は知ってるデータだと思いますが、実際に一度確認しておくと納得がいきます。
画面の幅なども1980px台が普通になってきているので、ちょっとあわててサイト見直したりしたことがあります。
後は普段使うものはあまりないとは思いますが、不正アクセスの調べ方を自分の使うアクセス解析のヘルプなりで調べておくのはいいと思います。たまに変なエラーが出てたら注意です。