データバックアップ
個人データの管理の基本です。パソコンやスマホだって突然こわれることがありますし、持ち運びできるものは失くすことだってあります。
こわれるときは少し予兆があります。 たとえばウィンドウズの立ち上がりやシャットダウンがスムーズにいかなかったり、 使っているときに突然シャットダウンして止まったり。それを放置しておくと、ある日突然、全然パソコンが立ち上がらなくなって真っ青になるのです。
今は全くつかっていませんが、以前はストレージとしてハードディスクをつかっていました。ですが ハードディスクはかなりこわれる物です。私の場合はパソコン歴が長いせいもありますが、いままで7つか8つのハードディスクをこわした経験があります。
そしてこわれるのは確かに困ったことなんですが、もっと困るのが大切なデータがなくなることです。 私の場合、作りかけのホームページのデータをバックアップするのを忘れていて、 何日かの労力が一気に失われたことがありますが、しばらく立ち上がれませんよ(激泣)。
ですからいざというときに備え、大切なデータやパスワードはパソコンだけでなく、 色々な方法でバックアップをとっておくのが安全です。
- 物理的に隠す
- 大事なパスワード、登録情報などは紙に書いて隠しておく。案外確実な方法です。 簡単に分からないような所に隠すことと、隠したことを忘れないことが大切です。へそくり?の要領です。
- USBメモリに保存
- USBメモリなどに保存しておく。USBコネクタに差し込むことで外部記憶装置として使えるので手軽です。 また最近は値段も安く、レンタルサーバーぐらいの容量4G(ギガ)で500円ぐらいであります。ただし、USBメモリ自体が耐久性が高くないものがあります。手軽ですが、あまり頼りきらないのがいいと思います。
- 外付けSSD(Solid State Drive)
- 私はもっぱら、こればかり使っています。これはなかなか壊れないです。機械的な部品がなくて中が完全に基盤、回路になっているからです。外側を強化した耐久性の高いものもあります。また転送速度が速いので、何かにつけてUSBやハードディスクより早い、使いやすいです。ただ金額的には、ハードディスクよりは高め、でも以前に比べ安くなりました、これが一番のおすすめ。
- 外付けハードディスク
- あまり常用するとこわれる危険性がありますが、とにかく大容量なものが欲しい方には、やはりコストパフォーマンス的には外付けハードディスクがおすすめ。 私は小型のUSBコネクタに差し込むだけで使えるタイプを使っています。パスワード等を設定できるものはセキュリティ的にも良いです。
- NAS(ネットワークHDD)
- 個人用のサーバーという感じで、ちょっとしたパソコンが入ったストレージ。データ保管用に様々な機能、セキュリティシステムがついており、本格的なデータ保管ができます。ただし、ややコストがかかるのと、設定が人によっては大変かも。
- オンラインストレージ・クラウドサービス
- オンラインストレージを使う。無料、有料でレンタルスペースがあるので、そこに保存しておくという手もあります。 企業管理なのでそれなりの安全性を確保しています。大企業がやっているサービスが多いので、信頼性はかなり高い。おすすめを以下にまとめました。
無料オンラインストレージ・クラウドサービスのリンク集
- OneDrive
- 無料で5Gまで使えます。ファイルの共有もできます。Windowsユーザーならアカウントがあれば、すぐ使えます。Windowsとの親和性は高いですけど、ちょっとうるさいぐらいかも。大容量がほしいなら有料プランもあります。マイクロソフトの運営なので信頼性の高いものです。
- Google Drive
- Google提供で、無料で15GBまで利用できます。スマホでも使えます。Googleアカウントがあればすぐ使えて、手軽。Google運営なので信頼性も高い。マルチプラットフォーム、マルチデバイス対応。大容量の有料版あり。
- firestorage
- 無料で2GBまで使える、クラウドサービス。グループで使うのに色々便利な機能があります。
- BOX
- 大手企業なども利用するクラウドサービス。無料プランがあり10GBまで使えます。どちらかというといろんなソフトウエアを使う場という提供方法。microSoft365やGoogle Warkspaceの統合機能付き。
- Amazon cloud drive
- Amazon提供のオンラインストレージ。無料で5Gですが、MP3アルバム購入で20Gに増量。無期限ですが、ファイル共有はできません。ですが、2023年12月31日サービス終了予定